ハノイの旅というと旧市街の街歩きや食べ歩きが真っ先に思い浮かびますが、もうひとつの主役が石灰岩の島々が連なる海の景色です。無数の奇岩が海面から突き出す独特の地形は、船に乗って初めてその大きさを実感できるもの。ハノイからは日帰りで海へ出るクルーズが複数用意されており、限られた滞在日数でも組み込みやすいのが魅力です。この記事では、ハロン湾とランハ湾、カットバ島をめぐる4つの日帰りクルーズを取り上げ、それぞれの特徴と向いている人を編集部の視点で整理します。船のクラスやアクティビティの有無で過ごし方は大きく変わるため、比較しながら自分に合う一日を選んでみてください。
ハロン湾からランハ湾・カットバ島まで、一日で欲張るデイクルーズ
最初に紹介するのは、ハロン湾&ランハ湾・カットバ島 デイクルーズです。名前のとおり、有名なハロン湾だけで完結せず、隣接するランハ湾、さらにカットバ島まで足を延ばす構成になっています。奇岩の間を進みながら複数の島を巡るため、一日のなかで景色の表情が少しずつ移り変わっていくのがこのプランの持ち味です。
ハロン湾は世界的に名前が知られたエリアで、船影も多く、いかにも「あの写真の景色に来た」という高揚感があります。一方のランハ湾は、隣り合っていながら雰囲気がやや異なり、静かな水面と島影を楽しめるエリアとして知られます。両方を一度に体験できるので、初めてベトナム北部の海を訪れる人や、どちらか一方に絞りきれない人に向いています。
ハノイ市内から海まではまとまった移動時間がかかるため、日帰りで行くなら朝は早めのスタートになるのが一般的です。移動中は車内で休む、船に乗ってから景色に集中する、といったメリハリのある過ごし方がおすすめ。デッキに出れば風を受けながら奇岩を眺められますし、船内に戻れば揺れの少ない場所でゆっくりできます。日差しを受ける時間が長くなりやすいので、羽織るものや帽子があると快適です。
予約はKlookで扱われています。集合場所や送迎の有無、当日の巡るポイントはプランによって差が出ることがあるため、申し込み前に予約先で最新の内容をご確認ください。料金や空き状況についても同様に予約先で確認するのが確実です。

ハロン湾&ランハ湾・カットバ島 デイクルーズ
ハロン湾から隣接するランハ湾、カットバ島まで足を延ばす日帰りクルーズ。奇岩の間を進みながら複数の島を巡る。
参考価格 ¥6,009〜(2026-09-03 確認)
静かな湾でカヤックと海水浴を、セレニティ グランデュールの一日
次に紹介するのは、ランハ湾&カットバ島 デイクルーズ(セレニティ グランデュール)です。こちらは観光客の少ないランハ湾を中心に島々を巡る構成で、混雑を避けて海の時間を味わいたい人に向いています。船が多く行き交うエリアと比べると、水面が静かに感じられる時間帯があり、写真を撮るときも余計な要素が入りにくいのが利点です。
このクルーズの特徴は、眺めるだけで終わらないこと。カヤックと海水浴の時間が設けられており、船から降りて水の高さから島を見上げる体験ができます。デッキから見る奇岩と、カヤックの座面から見上げる奇岩ではスケール感がまったく違い、同じ景色でも印象が変わります。泳ぐ予定があるなら、水着を服の下に着ておくと着替えの手間が減り、限られた自由時間を有効に使えます。タオルや濡れたものを入れる袋、日差し対策のアイテムも用意しておくと安心です。
アクティビティの実施可否は当日の海の状況によって変わることがあります。参加を楽しみにしている場合でも、予定が組み替わる可能性を頭に入れておくと、当日の気持ちに余裕が生まれます。無理をせず、体調や自分の泳力に合わせて参加内容を選ぶことも大切です。
予約はKlookで扱われています。含まれるアクティビティの範囲や必要な持ち物、参加条件はプランごとに設定が異なる場合があるため、予約先で最新の内容をご確認ください。

ランハ湾&カットバ島 デイクルーズ(セレニティ グランデュール)
観光客の少ないランハ湾を中心に島々を巡る日帰りクルーズ。カヤックや海水浴の時間も設けられている。
参考価格 ¥6,519〜(2026-09-03 確認)
ゆったりした船で過ごす、ランハ湾プレミアム デイクルーズ
三つ目は、ランハ湾&カットバ島 プレミアム デイクルーズです。ゆったりした船で島々を巡るプレミアムクラスの日帰りプランで、食事とアクティビティが含まれる構成になっています。日帰りとはいえ船の上で過ごす時間は長くなるため、船内の快適さは満足度を左右する要素です。座る場所やデッキのスペースに余裕があると、景色を眺める時間そのものが贅沢な体験になります。
このプランが向いているのは、慌ただしく回るよりも、一つひとつの時間を落ち着いて味わいたい人。食事が含まれているので、当日どこで何を食べるかを考える必要がなく、海の上でそのまま食事の時間を迎えられます。船が停泊しているあいだに窓の外を眺めながら過ごす時間は、陸の観光では得られない独特の心地よさがあります。
記念日の旅や、少し特別感のある一日にしたいときにも選びやすい内容です。家族連れや、長時間の移動を伴う旅程で疲れをためたくない人にとっても、船内でくつろげる時間が多いのは利点といえます。カメラを持っていくなら、逆光と順光で島の見え方が変わるので、デッキ上で立ち位置を変えながら撮ると変化のある写真が残せます。
予約はKlookで扱われています。含まれる食事の内容やアクティビティの種類、船のクラスに関する条件はプランによって異なることがあるため、予約先で最新の内容をご確認ください。料金や空き状況も予約先で確認できます。

鍾乳洞とカヤックも、ドラゴンフライクルーズのハロン湾日帰り
最後は、ドラゴンフライクルーズ ハロン湾 日帰りツアーです。ハノイ発でハロン湾の島々を巡る日帰りクルーズで、プランによっては鍾乳洞の見学やカヤック体験が組み込まれています。海の上から島を眺めるだけでなく、島の内部に足を踏み入れられるのがこのツアーの見どころです。
石灰岩の island が長い年月をかけて形づくられた地形は、洞窟の中に入ると一段と実感できます。外の明るい海の景色から一転、ひんやりとした空気と岩の造形に包まれる時間は、同じ一日のなかで大きなコントラストを生みます。洞窟内は足元が滑りやすいこともあるので、歩きやすい靴を選んでおくと移動が楽になります。
さらにカヤックが含まれるプランなら、海面すれすれの視点も加わり、一日で「船上」「洞窟」「水上」と三つの目線を体験できます。日帰りで内容を詰め込みたい人、初めてハロン湾を訪れて代表的な要素をひととおり押さえたい人に向いた構成です。
このツアーの予約はKKdayで扱われています。鍾乳洞やカヤックが含まれるかどうかはプランによって差があるため、申し込み時に内容をよく確かめておきたいところです。集合時間や送迎範囲、当日の流れについても、予約先で最新の内容をご確認ください。料金や空き状況の情報も同じく予約先で確認できます。

予約前に知っておきたいこと
- 日帰りクルーズはハノイ市内から海までの移動が長くなりやすいため、朝早い出発を前提に前夜のスケジュールを組むと当日が楽になります。
- デッキで過ごす時間が長くなるので、帽子や羽織るもの、サングラスなど日差し対策を持参すると快適です。
- カヤックや海水浴が含まれるプランでは、水着を服の下に着ておくと着替えの時間を短縮できます。タオルと防水の袋もあると便利です。
- 洞窟見学や乗り降りのある行程では、滑りにくく歩きやすい靴を選んでおくと移動がスムーズです。
- アクティビティの実施内容は当日の海の状況で変わることがあります。予定が組み替わる可能性を見込んで、余裕のある一日を計画しましょう。
- 集合場所・送迎の有無・含まれる内容はプランごとに異なります。料金や空き状況とあわせて、予約先で最新の内容をご確認ください。
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よくある質問
ハロン湾とランハ湾はどう違いますか。
ハロン湾は世界的に知名度が高く船影も多いエリアで、代表的な奇岩の景色を楽しめます。隣接するランハ湾は観光客が比較的少ないエリアとして紹介されることが多く、静かな水面と島影を味わいたい人に向いています。両方をまとめて巡るプランもあるので、迷う場合は複数の湾を回る内容を検討するとよいでしょう。
泳げなくてもクルーズを楽しめますか。
船上から島々の景色を眺めるだけでも十分に見どころがあります。カヤックや海水浴は含まれるプランと含まれないプランがあり、参加も自分の体調や希望に合わせて選べる場合があります。参加条件や内容はプランごとに異なるため、予約先で最新の内容をご確認ください。
ハノイ滞在が短くても日帰りで行けますか。
ここで紹介したものはいずれも日帰りで組める内容のクルーズです。ただしハノイ市内から海までの移動時間がまとまってかかるため、丸一日を使う想定で予定を立てると安心です。前後に別の予定を詰め込みすぎない組み方がおすすめです。
どのプランを選べば迷いにくいですか。
代表的な景色をひととおり見たいなら複数の湾や島を巡る内容、体を動かしたいならカヤックや海水浴を含む内容、船内でゆったり過ごしたいなら食事とアクティビティが含まれるプレミアムクラスが目安になります。予約サイトはKlookとKKdayで扱いがあり、条件は予約先で確認できます。

